仲哀隧道
写真少なめです。すいません。
僕は、基本的にはビビりなので、夜中に廃墟だとか心霊スポットだとかに行くのは基本無理。(怖い)
ただ、それは一人の話であって、三人くらいで行けば割と先陣切って歩けたりはする。(小物感)
ということで、今回は北九州の犬鳴こと、仲哀峠にある、仲哀隧道へ行くことに。夏だしね。
バイト終わりにみんなで集まって、電車で香春町へ。
田川後藤寺行き最終電車。終電というものに初めて乗ったかも。
ちなみに、トンネルまで行ったら始発までファミレスで時間を潰す予定だった。怖い話とかによくあるファミレスで写真確認したりするのに、ちょっと憧れてたので、それがしたかった。
最寄駅(と言っても1時間くらい歩く)は香春駅という無人駅。
街灯は少ないけど、そのおかげで星が綺麗だった。
ただ、徒歩1時間は覚悟していたよりもまあまあキツく、みんな車があればなぁ、とか駄々こねながら歩いてた。(全員無免許)
40分程歩いたところで、”新仲哀トンネル”が見えてきた。こちらも廃道。すぐ隣に新しいトンネルが開通していた。
ネットがトンネル入り口全体に貼られており、侵入を完全に拒んでいた。
さすがに縮こまりながらもカメラに収まる友人ら。
こちらは新しいこともあり、大きなトンネルであった。
アスファルトから伸びる草木がなんとも言えない異世界感を醸し出している。
『なんか音が聞こえる...』
とか言い出す友人。やめて。そういうのよくない。
さて、ウォーミングアップも済んだところで、旧道のヘアピンカーブをグネグネと登りながら旧仲哀隧道へ。
ここでアクシデント。バイクの集団のようなものがライトとエンジン音を立てながら、後ろからやってきたのである。
『暴走族!??』
ビビる一行。しかし、結局彼らが僕らに追いつくことはなく、生きてる人間が一番怖いね、とか言いながらトンネルまで歩いた。
さて、
これが仲哀隧道...
灯りは僕らのライトだけ。そこには完全な闇が広がっていた。
隧道についた瞬間、内部との温度差からか、霧が立ち込め始めたのは、今回の探索で一番ビビった。(フラッシュ撮影をしなかったのは、霧のせいで光が散乱?して、よく映らなかったから。すんません)
さらに、別のサイト様や動画を拝見した時にはなかったはずのフェンスもあり、中に入ることが躊躇されるようなことばかりなせいか、多少覇気がなくなる一行。誰かがフェンスにこじ開けた穴を、一人一人くぐって中に入った。
中は別段寒くもなく、湿気と反響する声が、薄気味悪さを醸し出している。
昼に来れば、椿隧道(また今度記事書きます。)に初めて訪れた時のように、近代土木遺産としてじっくり見たりとかしたかもしれないが、真っ暗な隧道では、トンネルの内部をゆっくり見る余裕なんてまるでなかった。
ただ、モルタルが剥がれたのかそのままなのかはわからないが、レンガが見えている場所があった。写真を撮ればよかったと、後悔。
その後、トンネルを抜けて行橋側へ。こちらは徒歩2時間半...。
さすがにタクシーを利用した。
始発の時間までジョイフルでポテトとドリンクバーで時間をつぶす。これがやりたかった。
ただ、思ったより体力を持って行かれた。写真や動画にも何か映ることは...多分なかった。
免許をとろう。
そう思えた探索だった。(?)
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