大石隧道

お久しぶりの更新。

実際にここに行ったのは今年の三月頃。

犬鳴に物足りなさを感じた一行は、思いつきでここに行くことを決めた。

弾丸特攻である。


一応この隧道の読み方は "おしが” 。

多分ここを見てる人で知らない人は少ないと思うけど。


この隧道、やたら大きいらしく(隧道の地質の関係上、崩落しながら穴が広がっている)、大きいものに圧倒されたい僕としては、一度は拝みたい隧道だった。


犬鳴の疲労感と大石隧道に対するモチベの薄さからか、僕以外のメンバーは疲れ気味だった。あの大石隧道だぞ!寝とる場合じゃないぞ!

Google Map の指示通り、なにやら私道”みたい”なとこに入った。


犬鳴は車を降りてから隧道までの道のりが長かったので、あんまり歩きたくないなぁとか思ってiPhoneを見ながらギリギリまで近づいたおかげで、そいつはすぐ目の前に現れた。

ああ...やっぱこの瞬間だよね...

初対面と同時に、肩を震わすような、鼻がクッとなるような感動がこみ上げる。たまらん。

なんだかぐるぐると吸い込まれそうになる。

原始的な”穴”と錆び付いた車両通行止の文字の対比がいい。

ぽっかりと大きく開いた穴はやはり異質。

最初の方でも言ったけど、崩落中なのでごつい岩がいつ落ちてきてもおかしくない。これほんと怖い。

こんな突き出てる。えー。


ほいでやっぱ大きい。迫力は十分。

一応顔バレしないと思う一枚。比較になるかな?

崩落して下に堆積してるので、地面も3mくらい?盛り上がってる。

中はこんな感じ。ほろほろと乾いた土に覆われている。


思い切ってくぐってみた。(超危険!!)

すごくほこりっぽい。ただ、壁に触った感じではなかなかに頑丈であった。


なんとか反対側へ。でもこっちに車はないので、仕方なく戻る。

隧道の入り口側から。


1889年にできた隧道。120歳である。

ここまでほぼ穴同然の隧道は初めて見た。

ただ、訪れる人は多いのか、それは紛れもなく人の通う道であった。


帰りはレトロな銭湯によって唐揚げ(大分中津名物)を食べて帰った。至福。

あとはビールだけだったなぁ。

赤煉瓦同好会

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