旧犬鳴トンネル(福岡方面)
福岡市側からのアクセスは、落石、崩壊の恐れが高く、とても危険である。
ただ、犬鳴トンネルの内部へはこちら側からしか侵入できない。
直方側とはまた雰囲気が違う。
同じ場所に続いているとは思えない。
今回の残留物。注意書きもむなしく。
やはり、心霊スポットとしての歴史の長さからか、色々な世代のやんちゃグループが残していったゴミが散乱していた。
ゴミだけじゃなく、落書きもすごい。
写真はないが、ガードレールにも、たかしとかアキラとかいろんな人が”参上”していた。
そして、ついに見えてきた...。
うわぁ...
なんかもう、やりたい放題。
さすがにアーチ上部の”呪”の文字には笑ったけど。
ここに夜一人で来ることはできないよ...。
湿っぽさはないが、それでも直方側よりは不気味さが強い。
コンクリートブロックが動画サイトで見たものよりも綺麗に並んでいるのはなぜだろう。
さて...中は...
ブロックを登るってみる。
旧犬鳴トンネルは中間部が素掘りのままである。
そして、思ったより広い。
ただ、モータリゼーションが強まる世の中では、このトンネルじゃ力不足だったのもわかる。
トンネル内部も大量のゴミが両脇に捨てられていた。
明治17年に計画され、ようやく完成したのは昭和24年。
歴史ある近代土木遺産なのに、残念。
帰り道、犬を散歩させている地元(?)のおじいさんと出会ってお話をさせてもらった。
意外なことに、トンネルのことはあまり知らなかった。
相当悪い道だけど、なんであんなところを散歩させていたんだろう...。
とはいえ、この目で犬鳴隧道を見ることができてよかった。
それだけは言える。
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