笹尾山砲台跡(中編)

中は寂しい暗闇。

窓の外からは緑とオレンジが混じった綺麗な光が差していて、それが照明となっていた。

第五號倉庫の正面には木が何本も生えていて近寄り難い。

なんの穴だろう。他のサイト様によると排水口みたい。(写真は第四號)

蔦の生え具合がいい感じ。

こういう落ちてるものを見つけるのも散策の楽しみなのだ。


さてと、最初の分かれ道に戻る。


事前に調べた情報だと、階段があって、そこを降りると小部屋があり、井戸があるとのこと。

正直怖いが、階段を降りるつもりではいた。

気合十分。でも肝心の階段がない。


さっきの分かれ道を左に行けばまだ未探索エリアだ。

よし、いこう。

左の道は、結構広くて歩きやすい。

右を見ると石垣が。少し奥に行って左手には煉瓦造りの建築物も。

右奥が第四號倉庫方向。この石垣の正体はよくわからなかった。
こちらも正体不明。内側から木が生えている様子は幻想的。


その道の先には大きな木が倒れていて、ちょうど人間がくぐれそうなスペースがあったが、日が落ちてきて、肌寒さも感じてきたので、この先は唯の登山道と踏んで、引き返すことにした。


この道でも井戸の部屋は発見できず、あー、今回は時間切れかぁ...。と悔しがりながら歩き、またあのぬかるみに差し掛かった時、最初に出会ったあの遺跡が再び目に入った。


続きます。


赤煉瓦同好会

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